整形外科Orthopedics
整形外科では骨・関節・筋肉・神経の病気やケガによる損傷を治療します。整形外科の治療は単に病気やケガを治すだけでなく、リハビリテーションチームと協力して運動機能をもとに回復させることを目的とします。
当院では大病院での手術後、慢性期のリハビリテーションも行っております。
また難治性の痛み、しびれの症状に対しても患者様に応じて薬物・ブロック注射・物理療法など最適な治療法を提案し、痛みのない快適な生活を送れるようサポートさせていただきます。
当院の特徴
骨密度検査
予約なしで検査ができ結果もすぐでます。ただ骨粗しょう症の評価は骨密度だけでなく、腰椎のレントゲンや骨代謝マーカーの測定(当院では尿で検査)を行い総合的に判断し、治療方針を決定します。
MRIによる精査
被爆なしに神経・軟骨・靭帯などの状態を確認できるMRIは整形外科にとって非常に行うことの多い検査です。
当院では最新鋭MRI装置を導入しています。
さらに当院では他医療機関からの依頼MRI検査を行っており、共同利用施設としての役割も担っております。
治療の流れ
痛みを取り、日常生活を不自由なく送っていただくことを目的とする当科では検査、治療方法についても個々の患者様に応じてアドバイスさせて頂き、患者様とともに治療方針を決定します。
- 1. 診察、検査
- 2. 内服による薬物治療
- 3. トリガーポイント注射、ブロック注射、関節注射
- 4. 手術
2. 内服による薬物治療
各種鎮痛薬、痛みの原因となる病気がある場合は同時に治療します。
3. トリガーポイント注射
慢性的な首や肩こりは筋肉が硬直してしまい、血流が悪くなるために痛み物質がたまり、さらに痛くなるの繰り返しです。
それを一時的に血流を良くしてあげるのがトリガーポイント注射です。安全性が高く、痛みもない注射です。
3. ブロック注射
痛みを感じさせる神経を一時的に遮断し、痛みのサイクルを断ち切ります。
薬が効かない頑固な疼痛・しびれに使用します。
痛みを和らげると同時に神経への血流を改善して弱っている神経へ酸素や栄養を与えることで神経が治るのを助けます。代表的なものとして硬膜外ブロック・星状神経節ブロックなどがあります。
3. 関節注射
膝、肩、股関節に病気がある場合、痛み止めやヒアルロン酸を注射します。 痛み止めとともに病気の進行を遅らせる目的で使用します。
4. 手術
手術が必要な場合、患者様の御希望に応じて大病院に紹介させていただきます。
治療の主役は患者様です。
医師として最善のアドバイザーでいられるよう患者様をサポート致します。