がんは日本人の死因で一番多く、その割合は年々増加しています。また発見が遅れるほど、治る確率は低くなり、治療をしても再発する可能性があります。近年、がんに対する治療技術の研究も進んできましたが、やはり「早期発見」「早期治療」が現在においても、一番重要です。当院ではMRIを使用した「がん」を発見する新しい検査技術として「DWIBS(ドゥイブス)」を導入しました。従来より「全身のがん検査」としてPET-CTがありますが、今回の「DWIBS(ドゥイブス)」とはPET-CTと異なり薬剤投与を要せず、被ばくを伴わず、安心して受けていただくことが可能ながんの全身検索検査として注目されている検査です。
頚部~胸腹部までを1度の検査で撮影ができ、撮影時間は20~30分程度です。
また、撮影前の検査薬の注射不要、食事制限も不要なので、腎機能が悪い方や糖尿病の方でも検査可能です。
放射線科 −DWIBS−