医療法人高川会 虹の橋病院
皮膚科 −薄毛治療−

AndrogeneticAlopecia

薄毛は進行性の脱毛症ですので、気になりだしたら早めの相談を

AGAの治療方法には、大きく3つに分かれます。

  • 1.内服薬や外用薬を使用する「薬剤治療」
  • 2.人工毛や自毛を植え付ける「植毛」
  • 3.髪を結びつけて増えたように見せる「増毛」

その中で最もスタンダードで効果が高いと認識されているのが「薬剤治療」です。

薬剤治療で用いられる内服薬は、薄毛の原因となる物質の働きを抑制するため、その結果抜け毛が減少し薄毛の進行を防ぐことができるのです。

こんな症状が気になったらチェック

  • おでこが前より広くなった
  • 髪の毛のボリュームが少なくなった
  • 抜け毛が増えた
  • 髪の毛が細くなった
AGAで悩む男性

治療薬について

当院では主に「ザカーロ」または「プロペシア」を提供いたします。
薄毛治療としてはこれまで「プロペシア」が治療薬として処方されてきておりましたが、新しく「ザカーロ」が新薬として使用できるようになり、今まで「プロペシア」では思うような効果が見られなかった方にも有効になる可能性が高いです。

治療薬 効果効能 効果が出る期間
(服用し始めてから変化を感じるまで)
プロペシア
男性型脱毛症の進行遅延

症状の悪化を防いで進行を遅らせることが主目的であるため、根本的に改善するにはほかの方法も取り入れる必要があるといえます。

早い人で3か月ほど
目安としては半年ほど
ザガーロ
男性型脱毛症の改善

症状の悪化を防ぐとともに、作用の強弱はありますが、気になる薄毛部分を改善する働きが認められています。

半年から1年ほど

ザガーロの効果が出る期間が長めなのは、作用するヘアサイクルが関係しています。

髪の毛は通常、成長期・退行期・休止期と呼ばれるサイクルを繰り返しています。成長期(2~6年ほど)で新しい髪の毛が生えてきて成長し、退行期(2週間ほど)でだんだん成長が弱くなり、休止期(3~4か月ほど)で成長が止まって抜け落ちます。

AGAにかかると、このサイクルが乱れて成長期が短くなるため、髪の毛が育ちきる前に抜けてしまうのです。ザガーロの効果によって、乱れたヘアサイクルが通常に戻ったとしても、新しく髪の毛が成長するには時間を要します。変化がないからといって、短期間で「効果なしだった……」と考えてやめるのではなく、長い目で見て服用を続けることが大切です。

治療の進め方

1受付

ご来院いただきましたら、まずは受付へお越しください。
その後、抜け毛や薄毛について、状態を正確に把握するため問診表に記載をいただきます。

2診察

医師による診察を行います。
どのような点が気になるのか、どのような仕上がり、効果を求めているのか医師へご相談ください。

3治療・薬の処方

方針が定まった後、薬の処方・治療を開始します。薬の服用方法などは医師の指示を厳守ください。また、医師との定期的な診察・検診をすることでより効果的な治療を行います。

4治療の期間

果が出始めるまでの期間には個人差がありますが、3ヵ月〜6ヵ月程と言われています。
また、効果が出始めるまでの期間は3ヵ月~6ヵ月ですが、その後も継続することが大切です。その理由は、薬をやめてしまうと抜け毛の原因である男性ホルモンが再び働き始め、元の状態に戻ってしまうからです。

薬をやめるのではなく、症状の改善度合いにより、薬の量や種類を変えていくことがおすすめです。

×

何かお困りですか?よく見られているページのご案内